『Sky Italia』は「タイの実業家であるビー・テイチャウボル氏が、イタリア・セリエAのACミランを買収する意向を示している」と報じた。
これまで何らかの公式なオファーに発展したことはないようであるが、ビー・テイチャウボル氏は広州恒大の監督に就任したファビオ・カンナヴァーロ氏との対談において、ACミランを買収するという希望を持っていることを明らかにしたという。
ビー・テイチャウボル氏はこれまで出身地のタイ、そしてオーストラリアで様々なビジネスに関わってきた投資家で、オンライン広告やメディア事業、映画配給事業に加え、証券会社などにも手を広げ、大きな資産を形成してきた富豪である。
ビー・テイチャウボル
「私はACミランを買収したいのだが、彼らは9億ユーロ(1332億円)を求めている。私はその数字には到達することはできない。この後私はそれに集中する。私はイタリアのサッカーに投資したい」
ちなみにこれを聞いたカンナヴァーロは「なぜナポリではないの?」と尋ねたとのことである。確かに、もしナポリであればはるかに安い額で買えそうなものだが……