12月16日、イタリア・セリエAのパルマは公式サイトで「新たな会長にピエトロ・ドカ氏が就任することが決定した」と発表した。

今夏ヨーロッパリーグへの出場権をはく奪され、先日は税金や賃金の滞納から勝ち点1を没収されることが決まったパルマ。深刻な財政難の渦中にあり、トンマーゾ・ギラルディ前会長がクラブの売却に向けて動いていたが、なかなか買い取り先が決定しなかった。

一時はアルバニアの石油王であるレザルト・タチ氏、世界有数のコーヒーチェーンであるセガフリード・ザネッティのオーナーであるマッシモ・ザネッティ氏の名が挙がっていたものの、これらとの交渉は不調に終わっていた。

その後ロシアとキプロスの企業共同体が合意に近づいていると報じられていたが、今回決定したのがそこであるかどうかはまだ定かになっていない。それは19日に行われる記者会見で詳細が発表される予定となっている。

新たな経営陣として、会長に上記のピエトロ・ドカ氏が就任するほか、副会長には弁護士のファビオ・ジョルダーノ氏、ジェネラルディレクターにはピエトロ・レオナルディ氏が残留する。

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