11月18日、イタリア・セリエAのパルマFCで会長を務めているトンマーゾ・ギラルディ氏は、クラブ公式サイトで声明文を発表した。
現在セリエAで降格圏内に沈んでいるパルマ。経済的にも厳しい状況が続いており、税金の滞納と給与の未払いにより勝ち点没収という処分が科せられる可能性が高くなっている。
トンマーゾ・ギラルディ会長は、それらの問題についてはクラブの売却の交渉が遅れているためであると説明した。
トンマーゾ・ギラルディ パルマ会長
「クラブを販売するという交渉の大部分は、明確にされていない理由によってヨーロッパリーグ出場権を没収されたという強い失望と不信感によって駆り立てられた。
直近の数か月の間、セリエAを戦うことに熱心なイタリアおよび外国人の投資家から多数の関心を受け取っている。これらの関心のいくつかは具体的な交渉にまで進んだ。
特にそれらのうちの一つは10月にスタートし、クラブの経済的な部分の深い局面にまで進んでいた。交渉の重要なところは、11月10日までに売却を終え、11月15日の期限までに支払いが行われることだった。
これらの交渉の高度な段階で、互いに合意した約束であるにもかかわらず、買い手は取り引きの終了を11月10日以降まで遅らせた。
したがって、パルマFCは非常に短期的に負債を返済するためにあらゆる手を尽くさなければならない状況にあった。
我々はデッドラインを尊重できなかったことに失望している。そして、プライバシーの問題により任意の交渉の存在は明らかにできない。
クラブの経済状態については、流動性の不足に関連があり、会社の継続については不確かではないことを確認させてもらいたい」