12月11日、イタリア・セリエAのパルマは「クラブの売却先が正式に決定した」と公式発表した。

今夏UEFAからのライセンスが下りなかったためにヨーロッパリーグへの出場権をはく奪されたことで知られているパルマ。財政的には非常に厳しい状態が続いており、税金や賃金の滞納によって先日はセリエAでの勝ち点1が剥奪されることが発表された。

会長を務めてきたトンマーゾ・ギラルディ氏は、クラブの売却に向けた交渉を行っていることを明かしていた。当初はアルバニアの石油王であるゼザルト・タチ氏、そして世界的コーヒーチェーンのセガフレード・ザネッティのオーナーであるマッシモ・ザネッティ氏と接触していると言われていたが、両者とは不調に終わった。

その後浮上したのが、今回売却先に決定したロシアとキプロスの投資家による複合体。代表者を務めているのがブレッシャの弁護士ジョヴァンニ・サーラ氏であり、彼に過半数の株式を売却する方針が決定されたとのこと。

12月16日までに全ての売却される株式が移動し、パルマFCの状況を変える新たな会長が就任することになる。

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