英国『Independent』によれば、カタール政府にあるプレミアリーグクラブ買収の噂があるという。買収が伝えられるのは、ロンドンをホームタウンとするあのクラブだ。

プレミアリーグで現在7位につける、トッテナム・ホットスパーである。記事によれば、カタールのスポーツ省が『AP』に対してプレミアリーグクラブを保持することに対して肯定的な反応を見せたようで、『Independent』ではその候補をトッテナムだと伝えている。

カタール関連のクラブ買収としてはPSGの例がある。2011年、カタール投資庁の子会社である投資会社『カタール・スポーツ・インベストメント』が株式の70%を取得し。クラブの実質的に運営権を確保し、以降、例年数千万ポンドを選手補強に投じてきたという経緯がある。

カタールスポーツ省のサラー・ビン・ガーネム・ビン・ナーセル・アル・アリ氏が「カタールはもちろんプレミアリーグのクラブを所有したいと考えている」と発言しており、現地メディアではそのトッテナムがその対象となっているようだ。

アラブ系機関によるトッテナム買収の報道は2008年にもあったが、この時、トッテナムのオーナーであるジョー・ルイス、そしてチェアマンであるダニエル・レヴィーは2億5000万ポンドものオファーを拒否している。

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