トッテナムのレジェンド、グレン・ホドルはアーセン・ヴェンゲルのモナコ時代やアーセナルの指揮官になった際の出来事について語った。
元イングランド代表で現役時代はMFとしてトッテナムで活躍したホドル。1987年にトッテナムを退団した後、4年間プレーしたモナコでヴェンゲルから指導を受けており、モナコ時代にリーグ・アン優勝1回、カップ戦優勝1回を経験するなどヴェンゲルと共に栄冠を勝ち取っている。
ホドルはモナコ時代のヴェンゲルについて以下のように語っている。
「彼(=ヴェンゲル)の下でプレーすることに夢中だったよ。どんな1秒でも楽しんだよ」
「アーセンは自分に多くの新しいものをもたらしてくれた。彼のトレーニングメソッド、ウォームアップ、ウォームダウン。トッテナム時代は一度もウォームダウンなんてやった事なかったからね」
「ビタミン摂取もしたよ。もちろん全て合法のものさ。全ての思考が頭の中に残っている。フィジオのマイケル・フランコも多くの事を教えてくれた。彼も本当にミラクルだった」
「数年後、スパーズのファンが好んでいないことを知っているが、イングランド代表監督の時、(アーセナルの副会長の)デイヴィッド・デインはアーセンについて自分に聞いてきたんだ。私は率直に言ったよ。『行け、そして彼をゲットしろ。彼は成功するだろう』ってね」