とあるNFL選手の足元にブラジルメディアが注目していた。カンザスシティ・チーフスに所属するカイロ・サントスという選手の直近の姿がこちら。

これはピッツバーグ・スティーラーズ戦でのワンシーンなのだが、注目はスパイク。インサイドにCR7という白い文字が見える。

これはクリスティアーノ・ロナウドのシグニチャーモデルであるNIKEのスパイク、Mercurial Superfly CR7である。

23歳のサントスはサンパウロ出身のブラジル人。高校生の時にアメリカに交換留学するまでアメリカンフットボールには馴染みがなかったというものの、サッカーで磨いたキックの能力を買われてキッカーとして今年NFL入り。

チームの公式HPによれば、ブラジル生まれの選手でNFLの開幕ロースター入りしたのは彼が初とされるそう。身長173㎝というはキッカーとしてもかなり小柄なはずだが、学生時代には55ヤード(約50メートル)のフィールドゴールを決めたこともあるとか。ちょっと応援したくなってしまう選手である。

なお、サントスの所属するチーフスはこのスティーラーズ戦を12-20で落とし、8勝7敗に後退。最終週を前に一応AFCのワイルドカードに入る可能性を残しているが、条件的に2年連続のプレーオフ進出は極めて厳しくなった。

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