とあるNFL選手の足元にブラジルメディアが注目していた。カンザスシティ・チーフスに所属するカイロ・サントスという選手の直近の姿がこちら。
The 23-yd field goal is GOOD by @cairosantos19!!!!! 1:37 remains in the game. #KCvsPIT pic.twitter.com/tiGS2BPeW0
— Kansas City Chiefs (@KCChiefs) December 21, 2014
これはピッツバーグ・スティーラーズ戦でのワンシーンなのだが、注目はスパイク。インサイドにCR7という白い文字が見える。
これはクリスティアーノ・ロナウドのシグニチャーモデルであるNIKEのスパイク、Mercurial Superfly CR7である。
23歳のサントスはサンパウロ出身のブラジル人。高校生の時にアメリカに交換留学するまでアメリカンフットボールには馴染みがなかったというものの、サッカーで磨いたキックの能力を買われてキッカーとして今年NFL入り。
チームの公式HPによれば、ブラジル生まれの選手でNFLの開幕ロースター入りしたのは彼が初とされるそう。身長173㎝というはキッカーとしてもかなり小柄なはずだが、学生時代には55ヤード(約50メートル)のフィールドゴールを決めたこともあるとか。ちょっと応援したくなってしまう選手である。
なお、サントスの所属するチーフスはこのスティーラーズ戦を12-20で落とし、8勝7敗に後退。最終週を前に一応AFCのワイルドカードに入る可能性を残しているが、条件的に2年連続のプレーオフ進出は極めて厳しくなった。