12月24日、『L'Equipe』は「ハル・シティの練習に参加していないフランス代表MFハテム・ベナルファは、1月にニースへ加入する準備が整った」と報じた。

ハテム・ベナルファは1987年生まれの27歳。圧倒的な切れ味を持つドリブル突破で知られるフランス代表経験を持つウイングであるが、問題行動や監督と対立することが多く、扱いが難しい選手として知られている。

そして今回の記事によれば、ベナルファはクロード・ピュエル監督が率いているニースとの交渉を持っており、1月に加入することがほぼ決まっているという。ニューカッスルとの契約はあと6か月残っているため、その期間についてはレンタル移籍となる。そしてシーズン終了後に契約を延長するオプションが付随する予定である。

彼は今夏ニューカッスル・ユナイテッドからハル・シティへと1年のローンで移籍。しかしあまり出番が与えられなかったことから先日チームを独自の判断で離れ、フランスに戻っていたことが明らかになった。

リヨンの下部組織時代には非常に大きな期待を受けた選手であるが、マルセイユやイングランドでは時に輝きを見せつつも安定した立場になれず。結局今回もサポーターに歓迎されない形で退団することになった。

なお、ニースのクロード・ピュエル監督は2008年からリヨンを率いていたことで知られるが、ベナルファは同じ2008年に退団しているため入れ替わりである。

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