マンチェスター・ユナイテッドに在籍するMFアドナン・ヤヌザイの移籍先候補に、新たなクラブが浮上している。

英国『Mirror』によれば、フランスの名門PSGがヤヌザイに興味を抱いているらしい。

アドナン・ヤヌザイは1995年2月5日生まれの19歳。昨シーズン、デイヴィッド・モイーズ政権下のユナイテッドで颯爽とプロデビューを果たしたタレントで、2014年ワールドカップではベルギー代表にも選出されるなど飛躍の一年を送っていた。

しかし、背番号11を与えられた今シーズン、ルイス・ファン・ハール監督の就任とともにラダメル・ファルカオやアンヘル・ディ・マリアなど世界的スター選手が加入。ヤヌザイの出場機会は激減し、ここまで10試合で400分程度の出場時間に留まっている。

そんなヤヌザイには現在エヴァートンインテルといったクラブへの移籍の噂が報じられているが、このほどPSGも興味を示したのには理由があるという。記事によれば、PSGはUEFAのファイナンシャル・フェアプレー制度の影響で次の移籍マーケットでの選手補強が制限されており、UEFAチャンピオンズリーグでの出場も可能であるヤヌザイをローン移籍で獲得したい構えであるという。

ちなみに、ユナイテッド側はこういった報道について公式Twitterアカウントを通して以下のような投稿をしている。

ヤヌザイのローン移籍について問われたファン・ハール監督は「彼はユナイテッドの選手だ」と否定したそう。

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