マッシモ・フィッカデンティ監督が就任した昨季、9位という成績に終わったFC東京。ただ、Jリーグベストイレブンに、森重真人、太田宏介、武藤嘉紀と最多の3名が選出されるなどチーム作りに関する評価は高く、2年目のシーズンに向けて今オフは積極的な動きを見せている。
中でも注目されるのが、FW前田遼一の加入。ジュビロ磐田で2009年、2010年と2シーズン連続のJ1得点王に輝き、日本代表として前回のアジアカップ制覇にも貢献した実力派ストライカー。彼の獲得もあってか、今年に入って渡邉千真(神戸)、エドゥー(全北現代)という二人のFWを放出してしまったことは若干不安要素だが、それだけ33歳のベテランFWにかかる期待は大きいと言えそうだ。前田は背番号20を付ける。
他にも、湘南ベルマーレでJ1昇格に貢献したDF丸山祐市、U-21日本代表のMF幸野志有人(千葉)らが期限付き移籍から戻ったほか、同じくU-21代表DFの奈良竜樹(札幌)を期限付き移籍で獲得している。
今年からアンブロ(デサント)と契約したFC東京は17日、2015シーズンの新しいアウェイユニフォームを発表。
昨年発表済みのホーム(1st)に続くアウェイは、なんと白をベースにしたボーダー柄。紺のボーダーにはグラデーションプリントが取り入れられており、アクセントとして赤を配置。従来のイメージを一新したスタイリッシュなデザインに仕上がっている。
グラデーションのボーダーはよく見るとアンブロのロゴであるダイヤモンド柄。「チームがダイヤモンドのように力強く光り輝く」という思いが込められているとのことだ。(ちょうど背中には「三菱商事」のダイヤモンドも)
左から、高橋秀人、太田宏介、森重真人、米本拓司、武藤嘉紀。ホーム発表時は一番右に立っていた権田修一が外れていることから、GKモデルはすべてホームと同じストライプ柄のテンプレートなのかもしれない。