現地時間21日に行われたポルトガルのリーグカップ、タッサ・ダ・リーガ。
スポルティング・リスボンは敵地でベレネンセスと対戦し田中順也もアシストを記録したことはQolyでもお伝えしたが、そのゴールは将来が期待される選手によるものだった。
“Estou a gostar muito da experiência, do futebol e do País. Muito feliz por estar no Sporting" http://t.co/z6WK2hoLPs pic.twitter.com/kFjv5IZiQ7
— Sporting CP (@Sporting_CP) 2015, 1月 21
この夏、田中とともにスポルティングへと移籍したスコットランドの新星ライアン・ゴールドだ。
切れ味鋭いドリブルを武器とするゴールドの異名は、“ミニ・メッシ"。ダンディ・ユナイテッドで活躍しその名を轟かせ、一時はリヴァプールへの移籍も噂された選手である。スポルティング移籍の際は、田中と同じ83億円の違約金を結ぶと発表された。
さて、そんな評価の高いゴールドだが、スポルティング移籍後はBチームでのプレーが続ていた。しかし、トップチームのカップ戦では3戦連続で起用されており、この試合も中盤の選手として先発。先制点は田中のアシストであり、その様子はこちらの記事から確認してほしい。
田中からのパスを受け取り、無人のゴールにボールを流し込んだゴール。これが移籍後嬉しい初ゴールであったが、彼のポテンシャルが発揮されたのはその2点目だった。
利き足は左足だが、そんなことを忘れさせるような右足での美しいボレー。指揮官の評価をがっちりつかんだ。
英国『Mail Online』によれば、ゴールドは試合後「僕がフットボールを、そしてこの国をとても楽しんでいるよ。スポルティングでとても幸せだ」と話したという。