1月31日、アフリカネイションズカップ2015はついに決勝トーナメントが開幕。第1試合はコンゴ共和国対コンゴ民主共和国というややこしい隣国対戦となった。
「GLベストチーム」コンゴ共和国が流れを掴む
ハッキリ言えば、前半は全く見るべきもののない内容であった。互いに力量が似通っていると感じているからだろうか、どちらも大きな動きを見せられずにいた。
前に人数がかからず、フリーランも少なく、個人の仕掛けとミドルで互いに一発を狙っている形で、0-0のままハーフタイムへ。
しかし後半は雰囲気が一転、激しく試合が動き始める。最初にペースを掴んだのがエンジのユニフォームを身に着けたコンゴ共和国であった。
55分にはビフマのドリブルから得たセットプレーで先制点。エンディンガが蹴ったフリーキックにドレが抜け出し、先制点。
さらにそれから7分後、コンゴ民主共和国の最終ラインで致命的なパスミスがあり、それを利用してコンゴ共和国が追加点を奪取する。ドレのシュートはキディアバに弾かれるも、それをビフマが押し込んだ。