現在、開催中のアフリカネイションズカップとU-20南米選手権、戦っている選手達の所属クラブを見ていくと面白い発見がある。
今回は、まるで漫画雑誌の様なサッカーチーム名を紹介しよう。
コロコロ(チリ)
サッカーファンの間では有名なチリ屈指の名門チーム。国内リーグ優勝は実に30回を誇る。コロコロとは、スペインによるチリ侵略に対して最後まで抵抗した現地マプチェ族の首長の名前である。エンブレムには彼の雄姿が今でも輝いている。決してポケモンや妖怪ウォッチが表紙になる子供たちに大人気の雑誌ではない。
インテル・ボンボン(サントメプリンシペ)
アフリカの小国サントメプリンシペは大小様々の島によって形成されている。2つの国内リーグが存在するのだが、プリメーラ・ディヴィジョンの方で優勝3回を誇る古豪チームだ。残念なことに近年は2部リーグに低迷をしている。決して、長年コロコロのライバル誌として人気を博したものの、部数低迷のため2006年に休刊になった雑誌ではない。
ガンガン(ギニア)
1963年に設立されたギニアのサッカーチーム、当時はシリー・クルブ・デ・キンディアという名前であった。現在は、ギニア2部リーグを主戦場としているが、ギニア杯優勝経験がある。2005年、ガンガンFCに改名をした。 アフリカということで錬金術師にあやかったのかどうかは定かではない。
Xビーム(ソロモン諸島)
ソロモン諸島の首都ホニアラに所属するサッカーチーム、今シーズンは1部リーグに在籍する。観光スポットとしては「戦跡めぐり」などがある。決して温泉に入っていたらタイムスリップはしない様だ。
~日本の少年サッカーチーム編~
ジャンプフットボールクラブ(日本)
大阪にある子供向けサッカーチーム。小松や東都島にあり、モチーフはイルカの様で、決して海賊ではない。
サンデーSC(日本)
東京都東村山市を拠点に活動する少年サッカーチーム。決して、甲子園を目指す野球チームではない。