1月29日、アフリカサッカー連盟(CAF)は「抽選の結果、アフリカネイションズカップ2015で決勝トーナメントに進出するのはギニアに決定した」と公式発表した。

先日行われたアフリカネイションズカップ2015グループリーグ最終節を終え、グループDのギニアとマリが勝ち点3、得点3、失点3という結果で並び、2位争いは抽選で決められることになった。

アフリカネイションズカップにはワールドカップやアジアカップのようにフェアプレーポイントが存在しないためにこれに至った形であるが、それでも1988年大会以来27年ぶりという珍事であった。

その結果、決勝トーナメント進出を果たしたのはギニアに決定。不運な敗退を喫したマリのサッカー協会で会長を務めているブバカル・ババ・ディアラ氏は「このようなプレーをしたチームに対しては最悪の残酷な行為だ。スポーツで負けることが望ましい」と批判のコメントを発している。

それに対して、CAF会長のイッサ・ハヤトゥ氏は「このような状況には満足していないが、これ以外の選択肢を持っていない」と反論している。

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