2月27日(金)に原宿のサッカー&カフェ「mf」で行われるトークイベント、『Talking About Football』の第26回についてご紹介します。
『 Talking About Football Vol.026 松本育夫 』
「 毎日、この選手を上手くさせたい、勝たせてあげたいと思うじゃないですか。そうすると選手がグラウンド上で問題を投げかけてくれますよ。その問題を解決するのが監督ですから。それを解決すれば成長するわけです。“ 指導者の指導者が選手 " というのが僕の指導者としての極論です。 」
《 鳥栖市公式ホームページ(2011年) 》
日本代表選手として、アンダー世代の日本代表監督として、解説者として、高校サッカーの監督として、Jリーグのチームの監督として、GMとして、取締役として。
日本サッカーの土台を、その熱さで築いてきた漢。
サッカー指導者 松本育夫
1965年のJSL( 日本サッカーリーグ )初年度から東洋工業( 現マツダ )で4連覇、日本が銅メダルに輝いたメキシコオリンピックにも出場。
現役引退後は、アンダー世代の代表チーム、J1に昇格させた川崎フロンターレ、サガン鳥栖、栃木SCで監督を務め、長野県の通信制高校、地球環境高等学校のサッカー部では、わずか7ヶ月で全国大会に導き、京都パープルサンガ、サガン鳥栖ではGMを、そして、栃木SCでは取締役も務められました。
その中で蒔いてきた育成の種は、いま日本全国で花開いています。
例えば、風間八宏さん、石崎信弘さん、手倉森誠さん、黒崎久志さん、鈴木淳さん、川勝良一さん、大木武さん、三浦泰年さん、高木琢也さん、井原正巳さん。
「 教えを受け、プロセスを体感した選手が、将来同じ仕事をしたいと決意を固める。これも指導者の仕事の成功形のひとつだ。 」
《 松本育夫(2012年)「 人の心に火をつける 」カンゼン 》
1983年にガスの爆発事故に巻き込まれ、瀕死の重傷を負いながらも生還を果たし、文字通り「 命がけ 」で日本サッカー界に貢献してきた松本さんに、選手の育成で大事にされてきたことについて、今の日本サッカーに必要なことについて、監督、GM、取締役、解説、それぞれのお仕事について、具体的なエピソードを交えながら、たっぷり語っていただこうと思います。
「 いかにして人の心に火をつけるか。リーダーとしての命題はそこにある。 」
《 松本育夫(2012年)「 人の心に火をつける 」カンゼン 》
[開催概要]
開催日時:
2015年2月27日(金) 20:00 KickOff
開催場所:
futbol&cafe mf 東京都渋谷区神宮前3-18-12
参加費:
2,000円(ワンドリンク付き)
*当イベントは予約制となっております。
03-3401-5600 もしくは
mail@mf-tokyo.comまでご連絡ください。
[松本育夫 プロフィール]
元日本代表選手。アンダー世代の代表監督、Jリーグのチームで監督、GM、取締役を務める。2009年、日本サッカー殿堂入り。
著書に『人の心に火をつける』(カンゼン)『天命-我がサッカー人生に終わりなし』(クリーク・アンド・リバー社)