2月24日、『Tuttomercatoweb』は「パルマの会長を務めているジャンピエトロ・マネンティ氏は、水曜午後に行われる予定であった会議をキャンセルした」と報じた。
この会議はパルマ市長、裁判官、ロベルト・ドナドーニ監督とマネンティ会長が出席して行われる予定であった。しかし会長の母親が手術を受けるという理由で、これは中止されたとのことだ。
しかし、深刻な経営難に陥っているパルマの状況は一刻一刻と悪化している。23日にはトレーニングジムの機器と車両、50万ユーロ(およそ8000万円)相当が差し押さえられたことが報じられている。
24日にはパルマにコンピュータやプリンタを貸し出していたリース会社が未払いの請求を回収に訪れており、担当スタッフが去ったためについにクラブショップが閉鎖されることになった。
選手たちも既に未払いの賃金が支払われるという希望を持てなくなっており、クラブを訴える方針を決めているという。
今週末に予定されているジェノア戦に関しては、イタリアサッカー連盟のカルロ・タヴェッキオ会長は開催できると主張した。
しかし、様々なメディアに出演した選手たちは、トンマーゾ・ギラルディ元会長政権下であった昨年7月の段階から一度も給与を貰っていないことを明かし、今週末もプレーできる保証は何もないと話している。