3月13日、『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのインテルは、広州恒大に所属している中国代表DFチャン・リンペンの獲得に近づいている」と報じた。
インテルがチャン・リンペンに興味を持っており代理人と接触している…というのは先月半ばから報じられていたものの、その交渉については現在まで継続しており、かなり契約に近くなっているとのことだ。
チャン・リンペンは1989年生まれの25歳。多くの選手を輩出したことで知られている上海根宝アカデミーの出身であり、飛び級参加であったU-23代表でキャプテンを務めたこともあるディフェンダーだ。
上海東亜から2010年に広州恒大に加入し、スター軍団の中でも最終ラインの要として活躍し続けている。センターバックと右サイドバックを兼任できる能力を持ち、スピードとパワーを兼ね備えた身体能力、ファウルを恐れない激しい守備、さらにチャンスメイクまでもこなすハイブリッドな選手である。
ACLで戦った浦和レッズとの試合では、終了間際に山田暢久と揉めてレッドカードを受けたことでも有名だ。
インテルは来季に向けて右サイドバックを獲得しようとしており、マルチェロ・リッピ氏も高く評価するチャン・リンペンをその候補の一人としているようだ。