サッカーファンに人気なゴールに、「スコーピオンキック」というものがある。

かつては元コロンビア代表GKレネ・イギータが見せ話題となり、アヤックス時代のラファエル・ファン・デル・ファールトのものはスーパーゴールとしても知られている。また、今シーズンもエンポリFWレヴァン・ムチェドリーゼが鮮やかにゴールを決めており、昨シーズンはエヴァートンDFフィル・ジャギルカがスコーピオンで神クリアするという妙技を見せてくれた。

そう頻繁に見られるものではないが、私たちはいくつかのスコーピオンキックを知っている。

が、しかし。今からご覧いただく映像はこれまでのスコーピオンキックによるゴールの中でもちょっと例を見なさそうなものである。

ハンガリー2部リーグで生まれたこちらのゴール。

ベーケーシュチャバに所属するボトンド ビルタランは右サイドからのクロスに思わず反応し、これが山なりの弧を描きながらゴールインしたのだ。

静止画で見るとよく分かるが、このゴールはペナルティエリアの外から。

イギータやファン・デル・ファールトほどの“反り返り"はないかもしれないが、20mほど離れた位置からゴールを決めてしまうなんて・・・あっぱれである。

ちなみにこの試合は2位ギールモットと3位ベーケーシュチャバによる上位対決であり、 ビルタランのこのゴールは価値ある同点だったようだ。試合は2-2のまま終了している。