3月24日、『Offside』は「チェルシーのGKコーチを務めているクリストフ・ロリション氏は、フランス代表DFクルト・ズマがマルセル・デサイーのレベルに達するには理解力とフィットネスが必要だと話した」と報じた。

昨年1月にサンテティエンヌからチェルシーへの移籍を決め、夏にイングランドへ渡った20歳のクルト・ズマ。

フランスでもまだレギュラーを獲得していなかった選手であるが、初のプレミアリーグでジョゼ・モウリーニョ監督の下出番を得て高い評価を受けており、本職の最終ラインだけでなくボランチ起用にも応えている。

圧倒的なフィジカル能力に加えて器用さも持つ彼に対しては、同じフランス代表であり、チェルシーで活躍したレジェンドのマルセル・デサイーと比較する声もある。

しかしチェルシーで2007年からGKコーチを務めているクリストフ・ロリション氏は、マルセル・デサイーと比較されるためには、よりフィットネスや理解力という部分で成長を見せなければいけないと話した。

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