25日、デンマークのオーフスで国際親善試合デンマーク対アメリカの試合が行われた。

この3月、欧州各国は一般的にはEURO2016予選を戦うが、奇数組の関係で今回は公式戦のないデンマーク。15年以上チームを指揮するモアテン・オルセン監督の本大会終了後の退任も決定しており、予選突破はノルマであろう。

一方、今年7月に北中米・カリブ海王者を決めるゴールドカップに出場するアメリカはこの後スイスで強化試合を行う予定である。先日、 アーセナルの新星ゲディオン・ゼラレムにアメリカ代表入りの報道がなされたが、ユルゲン・クリンスマン監督が発表したリストにゼラレムの名前はなかった。

国際経験豊富な両チームによる一戦では、あの男がハットトリックを達成している。

日本でも広く知られる長身FWニクラス・ベントナーだ。

現在ヴォルフスブルクに所属しているベントナー。チームはブンデスリーガ2位と好調を維持しているが、バス・ドストの爆発もあり出場機会をなかなか掴めていない。移籍の際には、 ストライカーにもかかわらず背番号3を選ぶなど相変わらず話題には事欠かないのだが、先発出場したこの試合で3得点をあげる活躍を見せた。

特に、決勝点となる3点目の豪快なボレーシュートは必見である。

1点目

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)

2点目

(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)


【次ページ】決勝弾となる見事なボレーをご覧あれ!