再契約の条件は「謝罪」?

一方で、『Africanfootball』はまた違った観点からの報道を行っている。

スティーヴン・ケシ氏が再び代表監督として契約するためには、「ナイジェリアサッカー連盟の執行委員会に謝罪を申し入れること、公にメディアと問題を起こさないこと」という条件が付いているというものだ。

以前から伝えている通りスティーヴン・ケシ氏は結果を残している時期でも常に連盟やメディアとの関係が悪く、技術委員会が求める選手を頑なに招集しなかったり、スタッフに未払いの給与を支払うよう求めてきた(未だに払われてはいないようである)。

先日再契約があるのではないかと報じられた際にも、提示された条件に対して「これでは奴隷契約だ」と公に批判していたことで話題になった。

もし本当にそのような条件が付いているとすれば、スティーヴン・ケシ氏の性格を考えれば承諾することはないだろうと思われる。

ナイジェリアが次に控えているビッグトーナメントは2016年アフリカンネイションズチャンピオンシップであり、予選の日程がまだ未定であるため余裕はある。

ただしこのままであればまたギリギリまでずれ込む可能性は高く、近年苦戦しているナイジェリアにとってはまた大きな足かせがかかった格好になる。

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