4月3日、『NBC』や『Inside』など様々なメディアが、TV番組『Grand Hotel Chiambretti』で行われたカルロ・アンチェロッティ監督のインタビューの内容を伝えている。
その中でアンチェロッティ監督は、アントニオ・コンテ氏の後を継いでイタリア代表に就任するという噂については否定。戻るのであればミランだけであると話した。
カルロ・アンチェロッティ
「レアル・マドリーの目標は非常に明確だ。全ての競争の中でトップを争うだけのものを与えてくれるので、目標は優勝することだ。
同じことはチェルシー、パリ・サンジェルマン、ACミランでも起こった。誰もがその目的を持っていた。そして監督にとっては、ターゲットが降格を避けるためであろうが、トロフィーを掲げることであろうが、問題はない。仕事は変わらない」
「(クラシコでの敗北について)
敗北は厳しいものだ。しかし、感覚は良かった。なぜなら、我々が求めているようなプレーが戻ってきたからだ。それは将来の勝利に繋がっていく」
「(モラタの退団とユヴェントスでのブレイクについて)
我々の仕事は、全ての人を幸せにすることは出来ない。特に選手にとっては、彼らの前に多くの有能なオプションがひしめいている。
モラタは残念ながら同じチームにカリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド、ギャレス・ベイルなどがいたので、プレーする時間を見つけるのに苦労してしまった」
「(イタリア代表監督を引き継ぐ可能性は?)
いいや、この時点ではそれが可能だとは思わない。私はまだ毎日トレーニングをして、ピッチに足を踏み入れることを愛している。パートタイムで時々仕事をするような役割に熱意は持っていないよ」
「(ACミランに戻りたい?)
もちろん。いつかは私は戻っていくだろう。戻るとすれば、そこが唯一の場所だからだ。8月にはどうなるのか分からない。でも、何のニュースもないよ」