4月28日、ブルガリア1部のCSKAソフィアは「ガリン・イヴァノフ監督を解任し、新たな指揮官にリュボスラフ・ペネフ氏を招へいした」と公式発表した。
ブルガリアで最も人気があるクラブとして知られているCSKAソフィアはは、今季前半戦で快進撃を続けていたものの、今年に入ってからは不調に陥っており、3月にストイコ・ムラデノフ監督を解任していた。
その後任に選ばれたのはかつてCSKAソフィアで活躍した元ブルガリア代表DFガリン・イヴァノフ氏。ユースからの昇格であり期待を集めたが、就任から4試合で3敗1分けと成績は下降した。
4月27日の試合ではリテックス・ロヴェチに2-0と完敗しており、これを受けてクラブはわずか1ヶ月でイヴァノフ監督の解任を決断した。
リュボスラフ・ペネフ氏はかつてバレンシアやアトレティコ・マドリーでプレーしていたことでも知られる元ブルガリア代表FW。2009-10シーズンにCSKAソフィアで監督デビューし、その後2011年から2014年までブルガリア代表チームを率いたことで知られる。
ブルガリアリーグは前期、後期に分かれた2ステージ制。前期の上位6チームで争われる後期リーグでCSKAソフィアは現在4位。3位までがヨーロッパリーグ予選の出場権を獲得できる。