リヴァプールサポーターにとって最大の関心事はクラブの未来を担う選手であるイングランド代表アタッカー、ラヒーム・スターリングの去就だろう。リヴァプールはスターリングとの来シーズンまでの契約を保有しており、契約延長を望んでいるが、スターリングは未だ新契約に合意していない。

プレミアリーグのライバルクラブであるマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、アーセナルらが状況を見守っており、国外のバイエルン、レアル・マドリー、ユヴェントスなどもスターリング獲得を虎視眈々と狙っていると報じられているが、リヴァプールとしては絶対に契約を延長しなければならない選手である。

アトレティコ・マドリーからシーズンローンで加入中のハビエル・マンキージョが残留する見込みは限りなくゼロに近い。20歳のサイドバックはプレミアリーグで充分な出場機会を得られていないため、今シーズン限りでビセンテ・カルデロンに戻ることが濃厚だ。

そして最後にスロバキア代表DF、マルティン・シュクルテルにも退団の可能性があることを伝えておこう。30歳のシュクルテルは2008年の1月にリヴァプールに加入。8シーズン目を迎えており、来年の夏までリヴァプールと契約している。今シーズンもプレミアリーグで29試合に先発出場。チームにとって欠かせない選手だが、将来については未定の状況にある。

ブンデスリーガのヴォルフスブルクがシュクルテルに興味を示しているといわれており、夏の移籍ウィンドウでアプローチがあるかもしれない。また、元リヴァプール指揮官のラファ・ベニテスが率いるナポリも依然として興味を示している。主力のため夏の契約延長を目指すのは間違いないが、条件が折り合わず補強に動いた場合、売却の可能性もあり得るだろう。

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