5月5日、『ASNA』は「ナポリのラファ・ベニテス監督は、クラブとの契約を4年延長することに合意した」と報じた。

ラファ・ベニテスはバレンシア、リヴァプール、インテル、チェルシーなどで指揮を執ったことで知られるスペイン人指揮官で、カップ戦に強さを見せることで知られる監督である。

ナポリには2013年夏に就任し、昨季はセリエA3位、コッパ・イタリア優勝などの結果を残していた。

今季はセリエAではチャンピオンズリーグ出場圏内は難しくなっているものの、ヨーロッパリーグで優勝の可能性を残しており、カップ戦職人としての力を見せつけている。

彼の契約は今季限りとなっており、チームを離れるのではないかという噂が流れていたものの、今回ベニテス監督はクラブのプロジェクトに合意し、新たな4年の契約を結ぶことを決断したとのことだ。

新たな4年の契約では、賃金が350万ユーロ(4億5000万円)から400万ユーロ(およそ5億2000万円)に増加するほか、クラブのスタジアムや練習場の開発プロジェクトを進めさせる条項が加わっているという。

【次ページ】ナポリの他の動きは?