インテルがチェルシーの攻撃陣の3選手に興味を持っているようだ。『Tuttosport』によれば、その3選手はムハンマド・サラー、マリオ・パシャリッチ、フアン・クアドラードの3名であるという。
シーズン途中からロベルト・マンチーニが監督に復帰したインテル。かつて黄金期を作り上げた指揮官にチームの再構築を託したものの8位に終わってしまった。マンチーニが望む巻き返しのための補強についてインテルのチーフ、ピエロ・アウジリオと検討する中、チェルシーで出番の与えられない選手に注目しているという。
インテルはサラーとパシャリッチについてはローンでの獲得を希望しており、クアドラードについては移籍金を支払って獲得したいと考えているとのこと。サラーは昨シーズン、フィオレンティーナへのローン移籍が大成功となったため引く手あまたの存在だ。チェルシーはローンよりも売却を望んでいるといわれている。
パシャリッチは20歳の攻撃的MF。将来のクロアチア代表の中心になることを期待されている選手。昨年の夏にハイデュク・スプリトから獲得したものの、すぐにエルチェにローンで貸し出されている。今シーズンもローン移籍が濃厚だ。
クアドラードはサラーと入れ替わる形で1月に獲得した選手だ。ワールドカップのスターは多くを期待されたが、出場機会を得ることに苦戦。イタリアでは依然として人気が高く、ローマやユヴェントスなども興味を示している。