チェ・キョンロクは、その名前の通り韓国出身のFWである。

高校からKリーグや大学へは進まず、直接ドイツに渡りザンクト・パウリIIに入団、今季終盤にトップチーム・デビューを飾るとその試合でいきなり2得点をたたき出した。

上述のチェはトップチームでは2トップの一角でプレーとしているが、右ウイングが本職とするサイトも多い。無理やりライバル認定するのであれば、ドイツで右サイドのポジションを巡って"日韓対決"となる可能性もある。

一方で、宮市が「左」に入るパターンも考えられるだろうか。監督は「左右のウィングでプレーできる。」と宮市に対してコメントしている。今季、左サイドを務めたダニエル・ブバラはこれまたDF登録の選手で、左ウィングも"空いている"のだ。

そう考えると、宮市がプレーするポジションは「人手不足」と言える。コンディションさえよければ1シーズンレギュラーで活躍する姿が見られるだろう。

情熱溢れるチームのやり方はザンクト・パウリが持つ”15の原則”に由来している。

その中の次の様な言葉がある。

ザンクト・パウリの哲学では人間関係において寛容と尊重は重要な柱である。
-Tolerance and respect in mutual human relations are important pillars of the St. Pauli philosophy.

このクラブ、「人間力」も育ててくれるかも知れない。

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