この6月のインターナショナルマッチウィーク、北中米・カリブ海地域では2018年ワールドカップに向けた2次予選が行われたのだが、バミューダ諸島代表の監督がすごかった!

ん・・・?

こ、これは・・・!

こちらは、チームを率いピッチ脇で選手に指示を送るバミューダ代表監督アンドリュー・バスカム氏の様子である。

ご覧の通り、特徴的なターバンを巻いて指揮している。一応これはワールドカップ予選なのだが・・・公式戦で監督がこのような格好で指揮するのはなかなか珍しいことである。

普段からターバンを巻いているバスカム氏。レパートリーも結構ありそう。海外メディアはこのバスカム氏について、「ボブ・マーリー」と紹介している。

バミューダ諸島代表を率いるバスカム氏は1963年生まれの52歳。

現役時代にはバミューダ諸島でサッカー選手をしており、かつてはあのアヤックスも関心を寄せていたのだとか。しかし、膝の怪我により引退を余儀なくされ、指導者へと転向し2012年からバミューダ諸島代表の監督に就任している。

今回のワールドカップ予選を控え、バミューダ諸島代表は4月にスペインで短期合宿を行っていた。その時バスカム氏はバレンシアやレバンテ、ビジャレアルといったクラブの指導者と会談する機会を持ったようだ。

そんな愉快な(?)バミューダ諸島は、北大西洋に浮かぶ諸島でイギリスの海外領土である。

総面積は53平方キロメートルとものすごく小さいのだが、FIFAおよびCONCACAFに加盟している。FIFAランキングは126位。

なお、試合はグアテマラが2戦合計で勝利。2018年に向けた孤島バミューダの冒険は、早くも幕を閉じた。

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