その特徴的な地理関係から、ヨーロッパの中でも独特な風土や文化を持つ北欧。

近年ではオシャレな家具や雑貨が日本でも人気となっており、IKEAやMarimekkoはすっかりお馴染みのブランドに。オーロラという絶景を求め、北欧旅行を夢見る女性も少なくない。

さてそんな北欧だが、有名なサッカー選手を輩出していることでもお馴染みである。

“ダニッシュダイナマイト”と呼ばれたデンマーク代表がEURO1992を制覇し、スウェーデン代表はワールドカップ1994年大会でルーマニアを下しベスト4に進出。古くはグンナー・ノルダールやアラン・シモンセンといったレジェンドを輩出し、ヘンリク・ラーションやオレ・グンナー・スールシャール、エイドゥル・グジョンセンといった名プレーヤーもビッグクラブでその名を残した。

そう、北欧からは一定のペースで名選手が誕生しているのだ。

では、もしも北欧が一つの国だったら一体どんなドリームチームが誕生するのだろうか?

今回は前回のユーゴスラビアに続き、北欧を一つの国と仮定した場合のベストイレブンを組んでみた。

なお、選出の対象となるのは北ヨーロッパの国際組織「北欧理事会」に加盟している国家および自治国家の中から、FIFA加盟国でもあるデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、フェロー諸島を第1国籍とする現役の選手。

基本的にはこれらの代表チームでプレーする選手を対象とし、編集部Sの判断で最も強いであろう11名を選んだ。ただし、真剣にベストイレブンを選ぶとデンマークとスウェーデンの選抜チームになる可能性があるため、できる限り多くの国から選出できるよう配慮したことをご了承いただきたい。

システムは4-3-2-1。いわゆる「クリスマスツリー型」を選択した。最終ラインは右から順。

※上述した「第1国籍」というのは、各選手がユース代表やA代表チームで選択している国のこととする

GK:アンドレアス・イサクソン(スウェーデン)

Andreas IsakssonFödd: 3 oktober 1981Moderklubb: Östra TorpLandslagsdebut: 27 mars 2002 Sverige-Schweiz 1-1
Posted by Svenska Fotbollslandslagen on 2011年4月1日

身長199cmの大柄なGK。安定したセービングが最大のウリで、ユールゴーデンで経験を積むと2004年にレンヌへと移籍。守護神ペトル・チェフが去ったチームにおいて絶対的な存在に成長し、その名を欧州中に轟かせた。33歳になった現在でもスウェーデン代表で活躍しており、代表通算121試合出場は歴代3位。2012年からトルコ1部カズムパシャに在籍している。

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