6月27日、『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのユヴェントスは、フルミネンセのブラジルU-20代表MFジェルソンの獲得に動いている」と報じた。

ジェルソン・サントス・ダ・シウヴァ、通称”ジェルソン”は1997年生まれの18歳。先日行われていたU-20南米選手権に出場していたことで知られている攻撃的MFである。


創造性や攻撃力に加えて守備力も兼ね備えていることからポール・ポグバにも例えられる選手で、ユヴェントスは昔から彼の獲得を検討していると言われていたチームの一つであるが、先日はバルセロナが優先交渉権を取得したと報じられている。

フルミネンセがジェルソンに付けている価格は2000万ユーロ(およそ27億6000万円)であると言われており、ユヴェントスは出来るだけそれを引き下げたいと考えているとのこと。

また、『Corriere dello Sport』は「ユヴェントスは、バイエルン・ミュンヘンのモロッコ代表DFメフディ・ベナティアの獲得を検討している」と報じている。

昨年ローマからバイエルンへ移籍したベナティアであるが、ドイツ初年度は期待ほどの活躍を見せることが出来ず、チームを離れるという噂がある。

バイエルンが設定している価格は2500万ユーロ(およそ34億5000万円)であると言われており、ユヴェントスはチリ代表MFアルトゥロ・ビダルを3000万ユーロ(およそ41億4000万円)で売却することによって資金を調達するのではないかと推測されている。

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