7月8日、『Independent』は「マンチェスター・ユナイテッドは、トリノのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンの獲得が間近になっている」と報じた。
既に交渉は合意に達しており、移籍金は1800万ユーロ(およそ24億円)+ボーナス最大200万ユーロ(およそ2億7000万円)という条件であるという。給与については年200万ポンド(およそ3億8000万円)で、これも選手本人は同意しているとのことだ。なお、移籍金の5%はACミランに入るようだ。
マッテオ・ダルミアンは1989年生まれの25歳。ACミランの下部組織出身であるが、パドヴァへのレンタルを経て放出され、パレルモ、トリノで名を上げてきた右サイドバックである。
イタリア代表の各年代で欠かさず選抜されてきた経験を持ち、アッズーリにも昨年初招集。2014年ワールドカップにも出場し、大きな注目を集める存在となった。
マンチェスター・ユナイテッドは今夏ラファエル・ダ・シウヴァを放出する可能性が高いと言われており、さらにダニ・アウヴェス、ナサニエル・クラインの獲得に失敗してきた。
もしこれが優先されて行われるのであれば、現在噂になっているセルヒオ・ラモスやニコラス・オタメンディの交渉にも大きな影響があるだろう。