― ブンデスリーガにいる他の日本人選手との交流はありますか?
あります。ある程度離れていたりすると難しい部分もあるんですが(※原口のいるベルリンだとケルンから車で5時間ぐらいかかってしまうとのこと)、近い選手、もちろんチームメイトの大迫選手を含め会って色々と話をしたりしています。
― 普段の食事は?
大学のときに4年間自炊をしていたので自分で作ることもありますし、ケルン時代の槙野選手が通っていた近くの日本食レストランで食べることもあります。後はチームメイトや現地の日本人の友達と食べに行ったりという感じです。
― 日本代表についても聞かせてください。ハリルホジッチ監督が就任してからの試合を見ましたか?
はい、見ました。縦に速いというのが第一印象ですね。もちろんそれだけではないと思いますが、今までの代表よりも“縦”の印象が強いです。ケルンも縦へのスピードを意識していてシンプルにどんどん狙っていくスタイルですし、僕もサッカーの中でそういった要素はすごく大事だと考えています。
― 自身が代表に入ったときの姿というのもイメージしやすいと・・・。
自分が入ってどうというイメージまでは、まだないですね。
― 最後に、新しいスパイクについてお聞きしたいのですが、昨シーズンまでは天然皮革の『パティーク 11プロ』を履いていました。やはりアッパーは天然、カンガルーといったところが好みですか?
大切にしているというか、こだわりたいと思っている部分はつま先辺りのタッチ感やフィット感で、天然だから人工だからという点で特にこだわりはないです。
adidasの新しいスパイク『エース』は蹴りやすさなど感触がすごく良くて、試合の中でボールに絡むプレーを多くしていく上で自分の持ち味を生かしてくれるスパイクだと感じています。前に履いていた『パティーク 11プロ』も良かったのですが、それよりもさらに一段上のレベルだと思いました。
― 実際に履いての感触が非常に良かったと。
はい。アウトソールのポイントの数や形が変わっていて、ドイツのやや深めの芝もしっかりと掴んでくれました。足の裏でのコントロールもすごくやりやすいです。後はインサイドキックなんかも蹴りやすかったですね。僕がずっとやってきたことはやはり細かい技術やパスなので、そこの部分を最大限に生かせるスパイクだと思います。デザインもお世辞抜きでかっこいいです(笑)。