29日、ポルトガルリーグの会長選挙が行われ、元レフェリーのペドロ・プロエンサが当選した。

ペドロ・プロエンサはポルトガル国籍の44歳。

2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝バイエルン対チェルシー戦やEURO2012決勝スペイン対イタリア戦を捌くなどトップレフェリーとして活躍し、国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)は2012年の最優秀審判に選出している。

2014年ワールドカップでも審判員に選ばれ、日本対コロンビア戦を捌いていた同氏だが、今年1月に審判から引退しており、このほど母国リーグの会長選に出馬したのだという(協会とは別。Jリーグでいうチェアマン?)。

プロエンサ氏はルイス・ドゥケ氏と争い、55票中32票を獲得。同リーグ史上9人目の会長に就任することが決定した。

ペドロ・プロエンサといえば2010年代以降のCLにおいてビッグマッチを数多く担当したレフェリーであり、UEFA主催試合を90試合以上担当するなど知名度も高い。そういった人物がリーグの会長に就任するというのはかなり珍しいケースであろう。

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