『ESPN』は「イタリア・セリエAのローマ、そしてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティの間で行われていたエディン・ジェコの移籍交渉が合意に達した」と報じた。
以前からローマが獲得を考えていると言われているボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコ。マンチェスター・シティにラヒーム・スターリングが加入したことで序列が落ちており、代表で同僚の親友ミラレム・ピャニッチが熱心に誘っていると言われている。
ヴァルテル・サバティーニSDも公に「獲得は難しいものの、我々にとっては適切な選手だ」と交渉を行っていることを認めていた。
問題となっていたのは移籍金。ローマは2000万ユーロ(およそ27.2億円)+ボーナスという条件を提示していたものの、マンチェスター・シティ側は3000万ユーロ(およそ40.7億円)の希望額を崩さず、ギャップは大きいと言われていた。
ところが今回の報道によれば、シティ側は2300万ユーロ(およそ31.2億円)程度の額でジェコの放出に同意したとのことで、今後選手自身がローマとの会談に臨むことになるという。
ジェコ自身は年俸450万ユーロ(およそ6.1億円)というローマの提示に事前合意しているとも言われており、クラブ間での話し合いが完了すればハードルは少ないものと考えられている。
早ければ月曜日にもメディカルチェックを受ける可能性があるのではないかと推測されており、もし実現するようならばローマにとっては今夏のビッグディールとなりそうだ。
『Romanews』では「ローマはコートジボワール代表FWドゥンビア・セイドゥを譲渡するという提案をしたが即座に拒否された」とも伝えられている。