この夏、元イングランド代表FWショーン・ライト=フィリップスはMLSニューヨーク・レッドブルズへ移籍した。
チームには義弟であるブラッドリー・ライト=フィリップスが所属していることから、アメリカの地で再び“兄弟”(血は繋がっていない)でプレーすることになった。
Reunited in RED.
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— New York Red Bulls (@NewYorkRedBulls) 2015, 8月 2
そして、このほど行われたフィラデルフィア・ユニオン戦で早速ライト=フィリップスからライト=フィリップスへのゴールが生まれた。
左サイドでボールを受けたショーンが巧みなドリブルから中へ折り返すと、あわせたのはブラッドリー!
後半途中からピッチに立ったショーンにとってはこれがMLSデビューでもあったのだが、いきなり弟のゴールをアシストしてみせた。
98番のショーンと99番のブラッドリーが抱き合って喜びあう姿も実にいい感じであった。なお、試合も3-1でレッドブルズが勝利している。
FULLTIME: Red Bulls win in the city of brotherly love, 1-3.
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— New York Red Bulls (@NewYorkRedBulls) 2015, 8月 2
シティでともにプレーしていたことがある2人。試合後、弟ブラッドリーはこのように述べていたそうだ。
「シティで一緒だった時、彼はお膳立てしてくれようとしてた。かなりえこひいきだったけど、僕は(兄からのアシストを?)決められなかった。(当時)彼は僕にキレてたので、今日は集中することに念を入れて、ネットに押し込んだよ」
一方、デビュー戦でいきなりインパクトを与えるプレーを見せた兄ショーンはこう語っていたそうだ。
「兄弟の目標達成を手助けできるなら、それはいつだって意味のあることさ。でも、最も意味のある部分はアウェイで勝ち点3を手にしたことだと思うよ。次の試合でも続けていかなきゃならない」
この兄弟間でのアシスト&ゴールはMLS公式でもセンセーショナルな瞬間だったと伝えられていた。今後もこの2人のプレーに注目が集まりそうだ。