8月5日、『Fichajes』は「アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの移籍によって、レアル・マドリーはおよそ800万ユーロ(およそ10.9億円)の収入を得ることになる」と報じた。
もう本日にもパリ・サンジェルマンへの移籍が決定すると言われているディ・マリア。既にカタールでメディカルチェックに通過しており、本人もパリ・サンジェルマンに加入することを明かしていることから、残りは公式発表のみという状況だ。
Angel Di Maria will finally be presented as a PSG player tomorrow evening at 18h30. Press conference officially confirmed by the club.
— Jonathan Johnson (@Jon_LeGossip) 2015, 8月 5
ディ・マリアは2014年8月にレアル・マドリーから5970万ポンド(現在のレートでおよそ115.6億円)でマンチェスター・ユナイテッドへと移籍。英国サッカー界で最も高額な買い物となったが、わずか1年後にフランスへと売却されることになった。
今夏の移籍金はおよそ6300万ユーロ(およそ85.5億円)になると考えられており、これだけでもマンチェスター・ユナイテッドは30億円程度の損失を出している計算になる。
そして『Onda CERO』の報道によれば、さらにこの6300万ユーロのうち8%、額で言えば800万ユーロはレアル・マドリーの方に支払われることになるという。
これによってレアル・マドリーは5970万ポンドに加えて800万ユーロの収入を得ることになり、マンチェスター・ユナイテッド側はディ・マリアの1年で実に40億円の損失を出したこととなる。