『Mundo Deportivo』は「レアル・マドリーとスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの契約更新に向けた交渉は依然として経済的な差が埋まっていない」と報じた。

今夏のマーケットで一時期大きな話題の一つになったセルヒオ・ラモスの去就。レアル・マドリーでの給与の額に不満を持っており、マンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性があるのではないかとまことしやかに報じられていた。

結局のところ今夏その取り引きが行われる可能性はかなり低くなったと考えられており、レアル・マドリーはセルヒオ・ラモスとの間で契約更新に向けた交渉をスタートさせたことも明かしていた。

しかし、やはり給与の面では両者の希望には差があるようだ。

セルヒオ・ラモスの給与は現在年550万ユーロ(およそ7.5億円)であると言われており、チームの中では7番手。当初はそれを倍増して1000~1100万ユーロ(およそ13.6~14.9億円)を求めていると言われていたが、現状では850~1000万ユーロ(およそ11.5~13.6億円)に妥協しているとも伝えられる。

だが、それでもレアル・マドリー側はセルヒオ・ラモスに対して850万ユーロ以上の額を支払うことにはそれほど前向きではなく、現在のところは大きな溝が空いたままになっているとのことだ。

もちろんこれが即退団というわけにはならないわけだが、もし「セルヒオ・ラモスの希望額を支払うことに前向きである」と言われているマンチェスター・ユナイテッドが興味を維持した場合、将来的には何らかの動きに至る可能性も示唆されている。

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