『Daily Mail』は「マンチェスター・シティと契約を延長したマヌエル・ペジェグリーニ監督は、2年間無冠になった場合は解任を覚悟していると話した」と報じた。
昨季序盤に苦しい展開となり、一時は解任も噂されたマヌエル・ペジェグリーニ監督。先日は契約が満了となる来年にペップ・グアルディオラと置き換えられるのではないかと報じられた。
その後ペジェグリーニ監督は2017年まで契約を延長することになり、その憶測を一蹴しているが、今季タイトルを取れなかった場合は全く分からないと話したとのこと。
マヌエル・ペジェグリーニ
(マンチェスター・シティ監督)
「ビッグチームでは、誰もタイトルを獲得することなく2年を過ごすことは出来ないものだ。勝利することは非常に重要だ。メディアやファンに対して見せつけなければいけない。なぜなら、タイトルを取れなかったなら、仕事を続けられないからだ。誰もが自分の働きを分析しなければいけない。
その後、物事を変えなければいけない。しかし、勝ったときにも何かを変化させなければならない。
タイトルを獲得することのない2年になることは、ビッグチームではとても難しいことだ。しかし、タイトルを獲得しなかった時でも、自分の仕事を信じるということもまた重要なのだ」
「我々は昨季から重要な学びを得ることになるだろうと確信している。我々の失敗は、90分の間一貫性を発揮できなかったということだ。
2-0で勝っていた試合は多かったが、それから追いつかれてしまったり、逆転を許してしまったり。今季はより一貫性を持つことは重要だ」
「私は多くのことに驚きを感じた。一つは批判だ。我々はあまりにも多くのお金を支払っているというね。もしイングランドの選手を引き入れなければ、今度はそれを批判される。彼らはあまりにも高価すぎるのだ。
私はラヒーム・スターリングが批判を受けるに値するとは思わない。チャンピオンズリーグでプレーする他のチームで新しい挑戦をした。キャリアを考えれば、彼にとって重要なステップだ。
我々が彼に払ったお金が正しい価格だったのかは、2、3年経てば分かる。彼の価値は上がる。まだ20歳だ。25歳になった時、彼はどれだけ成長したかを示すことが出来るだろう。
先のことは分からない。しかし、彼は1億ポンド(およそ193.7億円)の価値になるかもしれない」