9月8日、『Africanfootball』は「イタリア・セリエAのローマは、スペツィアから借りているナイジェリア人の若手選手2名を買い取る意思を示している」と報じた。

その2名とは、FWサディク・ウマーとDFアブドゥラヒ・ヌラの2名。上記のように2名ともスペツィアの下部組織に所属しており、今季はローマに貸し出されている。この手数料は1億円未満ではないかと推測された。

しかしローマはここまでこの2名のプレーに非常に満足しており、現在2名を同時に買い取る方針を固めるとともに、スペツィアとの交渉を進めているようだ。

記事によればサディク・ウマーの価格が170万ユーロ(およそ2.3億円)、アブドゥラヒ・ヌラの価格が130万ユーロ(およそ1.8億円)で、2名でおよそ300万ユーロ(およそ4.1億円)の投資が必要になるとのことだ。

サディク・ウマーは1997年生まれの18歳。185cmという体格を持ち、ヌワンコ・カヌを思わせるスタイルを持っていると評価され、ユースリーグでは27試合26ゴールという結果を残した点取り屋である。

アブドゥラヒ・ヌラも同じく1997年生まれの18歳。攻撃参加に特徴があるスピード豊かな右サイドバックとして知られており、ユースのカテゴリでは高く評価されている選手だ。

両者ともに昨年1月にアブジャのアカデミーからスペツィアの下部組織へ進出してきたばかりだが、イタリアの下部組織で結果を残している。

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