8月10日、『RMC』は「フランス・リーグアンのマルセイユで会長を務めるヴァンサン・ラブルヌ氏は、ユルゲン・クロップ監督の招へいに向けて接触を行っている」と報じた。
8月8日に行われた開幕戦でカーンと戦い、かつてビーチサッカーのフランス代表だったことで知られる異色のFWアンディ・ドゥロールにスーパーゴールを決められたマルセイユ。
敗戦後にはマルセロ・ビエルサ監督が「クラブは契約を変更したいようだった。最低限の信頼を失った」と話し突然辞任を発表。クラブは大混乱に陥った。
記事によれば、ラブルヌ会長は既にその後任探しに動いており、世界最高クラスの指揮官と言われるユルゲン・クロップ氏にアプローチしたという。
それが即座に断られることはなかったようだが、考慮するための時間を要求されたという。
クロップ監督は今季休養を取った上で2016-17シーズンにドイツ、あるいはイングランドで指揮を執りたいという希望を持っており、特にバイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が今季限りで契約が切れるため、その後釜を狙っているとのことだ。
しかし、その一方で有力な監督からの売り込みもあるようだ。記事によれば昨季限りでフィオレンティーナを退任したヴィンチェンツォ・モンテッラ氏、そして昨季途中でインテルを解任されたヴァルテル・マッツァーリ氏の代理人から接触があり、ラブルヌ会長は彼らとも会談を設定しているという。