8月14日、『Gazzetta dello Sport』は「ユヴェントスは、ブラジル人DFギリェルメ・シケイラ(アトレティコ・マドリー)との交渉を打ち切った」と報じた。
先日からマーケットの話題になってきたギリェルメ・シケイラの移籍話については、ユヴェントス側の戦略の変更によってギリギリの段階で中止されたようだ。
今夏フィリペ・ルイスがチェルシーから戻ってきたことによってアトレティコ・マドリー内での立場が微妙になっていたシケイラ。
高齢化しているパトリス・エヴラの後がまを探すユヴェントスとの利害関係は一致しており、レンタル移籍に向けた交渉が進められていた。
既に1年のローン+買い取りオプション、200万ユーロ(およそ2.7億円) の3年契約という条件で合意に至ったとも言われていたが、最終的にはユヴェントス側の選択でキャンセルされた。
クワドウォー・アサモアの回復を待ち、そしてシモーネ・パドインを平行して使っていくことで新たな補強は必要としないと判断を下したという。
なお、ユヴェントスのペッペ・マロッタGMはシケイラの断念で浮いた資金を攻撃的MFの獲得に費やす方針であり、ユリアン・ドラクスラー(シャルケ)、クリスティアン・エリクセン(トッテナム)、フアン・クアドラード(チェルシー)などに投資する予定だとのこと。