8月17日、『Inside』は「レアル・マドリーとの契約を2020年まで延長したセルヒオ・ラモスは、チームを離れるという選択肢はなかったと話した」と報じた。
今夏マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の噂が流れたセルヒオ・ラモス。彼が求める年俸1000~1100万ユーロ(およそ13.6~14.9億円)をクラブ側が支払うことに前向きではないと報じられていた。
しかし、最終的には選手側が850万ユーロ(およそ11.5億円)+ボーナス最大150万ユーロ(およそ2億円)という条件に納得し、双方の合意が図られたものと見られている。
セルヒオ・ラモス
「このクラブの一員であることは、可能な限り続けていきたい夢である。世界で最も大きなクラブでプレーし、キャプテンマークを巻くことは、名誉であり、そして特権である。
しかし、そこには必然的に大きなレベルの責任も伴う。僕はそれに対し、情熱、誠実さ、そして正直さで関与し続けていくだろう。
この契約更新に向けたプロセスは長かった。しかし、僕の頭と心の中には、常にここに残ることがあった。僕にとってそれ以上の幸せはない。いつだって『アラ、マドリー!』と言ってきたようにね」
「僕が特定のものに対して不安があったのは本当だ。しかし、それは全て片付けられたよ。今、僕はこのチームを導くということに興奮している。
経済的な動機については除外していた。それならば僕はここに残らなかった。他のクラブでより大きなお金を稼ぐことができたからだ。
意見の相違は解決された。そして、僕がこれに感謝する必要があるとすれば、会長にだ。スポーツ面の感覚でいえば、父のような彼を愛しているし、彼も僕を息子のように愛してくれていると思う。
僕はここにいることが出来て幸せだし、他の場所で時間を浪費することには意義はなかった」
「(キャプテンについて)
キャプテンは全ての面で手本となり、チームを導いていかなければならないと思っている。これは世界最高のチームであり、共に戦っている人々が頂点に立っていると思えるように、何かをやっていかなければならない。
我々はピッチで全てを出し切らなければならない。選手が全力を尽くし、ファンにも徹底的に幸せになって欲しい。タイトルを獲得するため、激しく戦わなければならない。
ドレッシングルームは異文化と個性でいっぱいだが、皆が同じ方向を向かなければならないんだ」