今夏の移籍ウィンドウも終盤に突入。欧州のクラブは最後の補強に向けてマーケットにいる選手を調査しているところにある。

イングランドのプレミアリーグの移籍市場は日本時間の9月2日の午前2時に締め切られるが、『Mirror』では”来週までに移籍が予測される選手”として10人の選手をピックアップしている。解説をつけてご紹介しよう。

サイード・ベラヒーノ
(WBA → トッテナム)

WBAのエースは夏の移籍ウィンドウでのステップアップが期待された選手の1人。多くのクラブが獲得に名乗りを上げたが、現在はトッテナムが獲得にトライしている。

週末のチェルシー戦のスカッドから外れていることも移籍の噂を増大させており、デッドラインまでに移籍が決定するのではないかといわれている。移籍金は少なくとも2500万ポンド(およそ46億円)が必要のようだ。

フアン・クアドラード
(チェルシー → ユヴェントス)

まもなくユヴェントスから移籍が発表される見込み。既にトリノに到着した事をユヴェントスの公式ツイッターが発表している

1月にフィオレンティーナから2330万ポンド(およそ43.5億円)で獲得したばかりだが、チェルシーにフィットできず放出候補として盛んに報じられていた。

ケヴィン・デ・ブライネ
(ヴォルフスブルク → マンチェスター・C)

マーケットに大型投資を続けてきたシティ。今夏のメインターゲットがベルギー代表のデ・ブライネとイングランド代表のラヒーム・スターリングであったことは言うまでもない。

後者は既に獲得にこぎつけたが、元チェルシーのデ・ブライネについては未だ合意に至っていない。ヴォルフスブルク側は5700万ポンド(およそ106.8億円)を望んでおりネックとなっているようだ。

エマヌエル・アデバヨール
(トッテナム → ウェストハム)

実績あるストライカーである事には疑問の余地が無いが、常に放出候補として報じられてきたアデバヨール。

1月の移籍ウィンドウでもウェストハムが獲得を狙ったが移籍は成立せず、その後はストーク・シティ、アストン・ヴィラ、QPR、クリスタル・パレスなどが彼の獲得を求めた。

既にファーストチームにアデバヨールの居場所は無い。トーゴ代表FWはどのクラブに落ち着くのだろうか。

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