なんでも、この方は『ChyronHego』という企業の担当者で、ポゼッションのスタッツやトラッキングデータを収集するためにコントローラーを用いていたという。それらはデータサイト『Opta』に送られるそうで、そのためのデータ集積の作業を行っていたのだ。

同社の幹部によれば、各試合で3人のスタッフがコントローラーと6台の高解像度カメラを用いてデータ収集を行うそうで、それらはOptaのほかプレミアリーグの全クラブにも提供されるという。

コントローラーはポゼッション集計の際に必要になるものだそうで、25秒ごとに全選手がどこにいるかを把握しているそう。また、同社はプレミアリーグのほかブンデスリーガやリーガ・エスパニョーラでもデータの収集を行っているとのこと。

ちなみに、今回この姿を激写されたエド・シアーズさんは今季からこの仕事を始めたばかり。自分でもプレス席でコントローラーを持っていることを奇妙に感じ、試合後半からは机の下に隠していたとか。

また、Twitter上にこの画像がアップされると、それに気付いた友人からの電話が鳴りっぱなしになったというものの、目の前の試合で起きていること必死で集中していたそう。そして、この写真を撮った人からはハーフタイムに謝罪を受けたという。そのうえで、「彼はこんなに拡散するとは思っていなかったと思うよ」と語っていたそうだ。

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