『Express』は「スペイン代表GKイケル・カシージャスは、ビクトル・バルデスが陥っている状況は不義理なものだと話した」と報じた。
今年1月にマンチェスター・ユナイテッドに入団したビクトル・バルデスであるが、出場機会は少ない状況が続き、夏にはルイス・ファン・ハール監督から「リザーブでのプレーを拒否した」と名指しで批判されることに。
それをビクトル・バルデスは自身のSNSで否定するなど確執の存在が明らかになり、今夏はチームを離れるものと考えられていた。
しかし、交渉があったといわれていたベシクタシュへの入団は叶わず、結局マンチェスター・ユナイテッドへの残留が決定。デ・ヘアも移籍せず、そしてセルヒオ・ロメロも加入したことから、3番手として今季に望むことになった。
かつて代表でポジションを争っていたイケル・カシージャスは、ビクトル・バルデスの状況は不義理なものになっているとして、励ましのコメントを発表した。
イケル・カシージャス
「僕はビクトルに全面的なサポートと多くの励ましを送りたい。これは、時にフットボールというものが不義理になるということの証明だ。
彼はすぐに解決策を見出せるだけの価値がある。そのような選手だからだ。
もし1年半前に『ビクトル・バルデスがこのような状況になるよ』と言われても、我々は誰も信じなかっただろう。
明らかに、誰も彼がこんな形になることを望んでいない。僕は彼がこの状況から抜け出してくると分かっている。なぜなら、彼は特権を持っている選手であり、本当にそれを望んでいると思うからだ」