17日に行われたUEFAヨーロッパリーグのグループステージ第1節、ドルトムント対クラスノダール戦は2-1でドルトムントが勝利した。
クラスノダールに先制を許したドルトムントは、前半終了間際にマティアス・ギンターがヘディングで同点弾をあげる。
試合はそのまま1-1で終了するかに思われたのだが、試合終了間際の後半アディショナルタイム、この日がドルトムントデビューとなるパク・チュホが右サイドからのクロスを頭で合わせこれが決勝点に。今シーズン、全コンペティションで全勝しているドルトムントはその記録をまた伸ばした。
さて、そんなこの試合に日本代表MF香川真司はベンチスターとなった。しかし、後半スタートからマーセル・シュメルツァーに代わって出場すると、マンチェスター・ユナイテッド時代の同僚であるあの選手と息の合ったプレーを見せた。
1-1で迎えた65分、左サイドでボールを持ったヘンリフ・ムヒタリャンが中央で待つ香川へとパスを送ると、香川はこれにダイレクトで合わせボールは前方のアドナン・ヤヌザイへ。
するとこのヤヌザイもワンタッチで反転し、右足でシュート!
結局ヤヌザイのシュートは相手GKに弾かれたが、意表を突くプレーの連続にクラスノダールの選手たちは対応しきれず、ドルトムントに決定機を作らせてしまった。
香川とヤヌザイはマンチェスター・ユナイテッド時代に切磋琢磨した間柄である。同じポジションであったためライバル関係でもあったが、1シーズンともにプレーしたこともあってやはりお互いのプレーを分かり合っているのだろう。