9月28日、『BBC』は「ホテルのガラスドアに衝突して目を破損したリベリア代表GKナサニエル・シャーマンは、キャリアの危機にあることを認めた」と報じた。

ナサニエル・シャーマンは1991年生まれの24歳。これまでリベリア代表13試合に出場してきた期待の若手選手であった。

しかし9月5日に行われる予定であったアフリカネイションズカップ予選のチュニジア戦を前にしたキャンプ中に負傷。

首都モンロビアのホテルで携帯電話の通話を行いながら歩いていたところ、透明なガラスのドアに激突し、顔面に深刻な怪我を負った。

裂傷は治療できたものの、問題は右目であった。粉々になったガラスによって網膜に深刻な破損を起こしており、その後インドへ飛んで手術を受けることになった。

それ自体は成功したものの、破損が酷く視力が回復する可能性は30~40%、高く見積もっても50%であるとのこと。手術から20日経った現在もまだ目で見ることは出来ていない。

取材に答えたシャーマンは「まだ何も分からない」と話し、キャリアについては全くの未定だと答えた。

ナサニエル・シャーマン
(リベリア代表GK)

「僕がピッチに戻れる可能性については、現状ではなんとも言えないよ。

医師はキャリアについては何も教えてくれなかった。手術の後、彼らは飲み続けなければならない薬を与えてくれた。

リベリアの人々にお願いしたい。僕が上手くやれるように。

インドから戻ってきてからは、サッカー協会の誰とも会っていない。ただ、いくつか電話はあった」

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