『Chronicle Live』は「プレミアリーグの歴史上、8試合を終えて最下位だったチームが残留したのは8回しかない」と報じた。
先週末にマンチェスター・シティと戦い、セルヒオ・アグエロにあっという間に5点を取られるなどして大敗したニューカッスル。得失点差でサンダーランドに抜かれ、最下位に転落した。
記事によれば、8試合を終えて最下位だったチームが残留した例は、プレミアリーグの設立以来の23年で8回しかないようだ。
このままで行けば、ニューカッスルが降格してしまう確率は65%と計算されることになる。
8試合終了時に最下位だったチームの結果(括弧内は当時の勝ち点)
- 1992-93 ノッティンガム・フォレスト(3):降格
- 1993-94 スウィンドン・タウン(3):降格
- 1994-95 エヴァートン(3):残留
- 1995-96 マンチェスター・シティ(1):降格
- 1996-97 ブラックバーン(3):残留
- 1997-98 サウサンプトン(4):残留
- 1998-99 サウサンプトン(1):残留
- 1999-00 シェフィールド・ウェンズデイ(1):降格
- 2000-01 ダービー・カウンティ(5):残留
- 2001-02 レスター・シティ(5):降格
- 2002-03 ウェストハム・ユナイテッド(5):降格
- 2003-04 ウォルヴァーハンプトン(5):降格
- 2004-05 ノリッジ・シティ(5):降格
- 2005-06 エヴァートン(3):残留
- 2006-07 チャールトン(3):降格
- 2007-08 ダービー・カウンティ(5):降格
- 2008-09 トッテナム・ホットスパー(2):残留
- 2009-10 ポーツマス(3):降格
- 2010-11 ウェストハム・ユナイテッド(6):降格
- 2011-12 ブラックバーン(5):降格
- 2012-13 QPR(3):降格
- 2013-14 サンダーランド(1):残留
- 2014-15 QPR(4):降格
残留を果たした8チームのうち、1994-95のエヴァートン(マイク・ウォーカー→ジョー・ロイル)、1996-97のブラックバーン(レイ・ハーフォード→トニー・パークス)、2008-09のトッテナム・ホットスパー(ファン・デ・ラモス→ハリー・レドナップ)、2013-14シーズンのサンダーランド(パオロ・ディ・カーニオ→グスタボ・ポジェ)の4チームが11月までに監督を解任している。
8チーム中4チームが監督を変えているということは、今スティーヴ・マクラーレン氏を解任すれば降格の確率が50%に減ると言うことだが、昨季のジョン・カーヴァー氏のようなことになれば……
かつてはサー・ボビー・ロブソン監督の下でプレミアリーグを席巻したニューカッスルであるが、このところは低迷の連続。同地域のサンダーランドがアドフォカートを解任したが、彼らの選択はいかに?