13日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「オランダ・エールステディビジのVVVフェンロと提携した」と公式発表した。
近年はやや目立たなくなっているものの、ジョー・コールやマイケル・キャリック、フランク・ランパードなどを輩出したことで知られる育成の名門ウェストハム。
今回は本田圭佑の古巣であり、藤田俊哉氏がコーチを務めていることで知られるVVVフェンロと提携を結び、若い選手のやりとりを行うことが決まったとのことだ。
すでにウェストハムはDFサム・ウェストリーをVVVフェンロに貸し出している。若い選手の修業先として使う一方、オランダからは新しい才能を発掘したいという狙いがある。
ウェストハムのアカデミーチーフを務めているテリー・ウェストリーは以下のように話し、スロバキアやフランス、オランダなど様々なクラブを検討したと明かしている。
テリー・ウェストリー
(ウェストハム アカデミー開発チーフ)
「我々がこれまで12ヶ月にわたって検討してきたものだ。スロバキア、フランス、オランダで交渉してきた。
様々なクラブと会談し、環境に加えてどのようなスタッフがいるかという点を見て、検討を重ねた。最終的にVVVフェンロを選択した。
私はオランダに渡り、パートナーシップを形成するためにVVVのディレクターと会った。そし契約をすることができた。彼らが指向する技術的な試合は、我々に合致する可能性が高い」