10月10日、『Mirror』は「ウェストハム・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めているジュリアン・ディックス氏は、今季のチームについて語った」と報じた。

今季のプレミアリーグで驚きの一つとなっているウェストハム。マルセイユから獲得したディミトリ・パイェットがいきなりチームに馴染み、8試合で17得点と上位に負けない攻撃力を見せている。

そのチームを率いているのはスラヴェン・ビリッチ。クロアチア出身であるがウェストハム、エヴァートンでのプレー経験を持っており、古巣の指揮を執って結果を残している。

また、アシスタントコーチを務めているジュリアン・ディックス氏は今夏女子チームからの内部昇格で就任した形になっているが、ビリッチ監督とはかつての同僚という間柄。友人でコンビを組んだ彼らは指導者としても成功を収めつつあり、プレミアリーグでも名前を上げている。

ジュリアン・ディックスは『Mirror』の取材に答え、二人やチームの関係にヘヴィメタルが影響していることを明かした。

なお、スラヴェン・ビリッチ監督が音楽マニアであることは有名で、ギブソン・エクスプローラーやトルコのルシアーが制作したテレキャスター・カスタムなどを駆るギタリストである。下の写真で持っているのはおそらくエピフォン・シェラトン。

ジュリアン・ディックス
(ウェストハム・ユナイテッド アシスタントコーチ)

「(先月、スラヴェン・ビリッチ監督と一緒にメガデスのコンサートに行ったらしいけど?)



監督が私と彼のチケットを手に入れたんだ。そして彼はリヴァプール戦(8/29)のドレッシングルームでメガデスの曲をかけたんだ。雰囲気を盛り上げてくれたようだね」

【次ページ】「ビリッチは私から何が得られるかを熟知している」